転職への踏ん切りが付かない理由

本能的な問題

 人は基本、「現状維持」を望みます。それが日々平穏であったり、明らかに幸せと感じられる場合は余計です。しかし現実は、そのような状況である方ばかりではなく、出来る事であれば現状打破を望む方も多く存在します。

 

 転職も同じです。現状がある程度自分が望んだ環境に近い、又は望んだ環境そのものである場合は現状維持を望みますが、それからかけ離れた場合は現状打破を考える事となります。やはりこれは、本能的な問題とも言えるもので、「今より良い条件で・・・」「この職場では将来は・・・」と常日頃考える方は、この傾向がますます強いと言えるでしょう。

 

そして「時代」

 しかし今の時代、現状打破をしようにも「今より良い条件」を探す事は困難となっています。しかし今の職場から離れたい、今よりもっと条件の良いところで働きたい、でもそれを求めるにもその環境が無い、その環境への条件が極めて困難であるというジレンマが、転職と足踏みさせていると言わざるを得ないのです。

 

 さらに、もし好条件の環境が見つかったとしても、ここが駄目だったら、そこまで無理しなくても等のマイナス思考へ向かい、結局転職の足枷となっているのも否定出来ません。

 

 転職は「思い切り」が肝心です。しかし、従来であればその思い切りを受け入れてくれる企業も多く存在しましたが、今の時代はその思い切りも易々と払いのけられてしまいます。そういった現実が、転職そのものに対して否定的な気持ちになる要因となっているのではないでしょうか。